こだわり
Concept
小さなウイスキー蒸留所ならではのこだわり
三郎丸蒸留所は、文久2年(1862年)創業の若鶴酒造の敷地内にあります。
若鶴酒造では冬に日本酒を仕込み、夏にウイスキーを蒸留してきました。
そのため年間の生産量は限られていますが、
昔からの伝統であるヘビリーピーテッドの麦芽を用いてこだわりのウイスキーをつくってきました。
麦芽
Malt
若鶴酒造では、スコットランド産の麦芽を使用しております。
若鶴酒造で昔から使われてきたヘビリーピーテッド(50PPM)の
モルトのみを用いスモーキーなウイスキーを仕込んでいます。

酵母
Yeast
酵母はエール酵母(ビール酵母)とウイスキー酵母の混合発酵をしています。
酒蔵ならではの技をもちいてフルーティーな香りを引き出しています。
また、富山県で発見された酵母を大学と共同研究し、
富山県ならではのウイスキー造りを目指しています。

水
Water
立山連峰をはじめとする北アルプスの3000メートルの山々から、
水深1000メートルを超える富山湾まで、
高低差4000メートルの変化に富んだ地形を有し、美しく豊かな自然環境に恵まれた富山県。
その西側に位置する砺波平野には庄川が流れ、一帯は散居村が広がる水豊かな土地です。
三郎丸蒸留所は、由来にもなっている富山県砺波市三郎丸の地にあります。
庄川の水は、烏帽子(えぼし)岳に源流を発し、合掌造りの里五箇山を通り、
富山湾へと注いでおり、地中深くには、
花崗岩により磨かれた清冽な伏流水が流れています。
若鶴酒造では、「良酒は良水から生まれる」というこだわりのもと、
この庄川の地下水を仕込水として使用しています。

樽
Barrel
かつてポートワインを製造していた時代には山梨からワインを樽ごと購入し、
その空き樽で熟成していました。
現在はバーボン樽を中心にシェリー樽、赤ワイン樽、ミズナラ樽、スパニッシュオーク樽など
さまざまな種類の樽を用いています。

地元木材を活用した
樽づくり

三郎丸蒸留所では地元の林業家と木工職人とタッグを組み、
富山県産ミズナラなどの地場木材を使った樽づくりをに取り組んでいます。
老齢になったミズナラを樽に加工することで付加価値を生み、
水源地に新たな広葉樹の植林をおこなっています。
山林の保全による地域循環型社会の形成を推進しています。
